2016年4月1日から、
国からの認可を受けた
小売電気事業者が
自由に電気を
販売できるようになった制度です。

2016年以前は、
大手の電力が電気の販売を
独占していました。
電気の自由化によって、
複数の電力会社が

電気を販売できるようになりました。

なぜ自由化したの?

たくさんの電力会社が競争し 消費者は自分に合った
プランを選べる

  • 選択肢を増やすことで
    消費者がより良いサービスや
    料金を選ぶことができる

  • 競争が促進され、
    サービスの質が向上する

  • 新しいエネルギー源の導入を
    促進し、環境にやさしい
    電力の利用が進む

    その結果、
    小売電気事業者は2024年2月13日現在で
    723社登録まで拡大し競争が活性化し
    多くの電気料金プランが提供されました。

    ※経済産業省 登録小売電気事業者一覧 より

    ただ自由化による課題もあります。

    電力の自由化による
    新たな課題

    プランの多様化 で比較が困難

    最適な電気料金プランを見つけるためには、自分で数ある電気料金プランを探し比較してお申し込みをする必要があります。比較をする際は、電気料金プランの料金をはじめ、市場連動型の有無・燃料費調整額の確認・解約金などの確認が必要です。その複雑さを狙って、悪質な業者が出現しました。

    悪質な 小売電気事業者や仲介業者の出現

    電気料金プランの複雑さを使って、悪質な悪質な小売電気事業者や仲介業者も出現しました。

    例えば小売電気事業者では電気料金サービスに必要な情報をWEBサイト上には載せずに、約款などの細かい書類に小さく表記して消費者を誤魔化すことがあります。電気料金を紹介する仲介業者は、特定の電気料金プランを紹介すると紹介料をもらえる契約を結び特定のプランがあたかもお得かのように紹介します。

    その結果、本当にお得な電気料金プランを見つけるのは非常に困難になりました。

    さらに2024年は電気代が
    約10~20%値上がりします。

    1. 電気代の値上げポイント

      ポイント1
      再生可能
      エネルギー賦課金
      の値上げ

      太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及のため電気料金に上乗せしている賦課金。2023年度は1.40円/1kWhだったのに対して2024年度は3.49円に値上がりました。月300kWhを使うご家庭は4月から昨年度より月平均627円負担が増えます。

    2. 電気代の値上げポイント

      ポイント2
      電気代の補助金 が終了
      ※電気・ガス価格激変緩和対策事業

      2023年はエネルギー価格の高騰から電気代の負担を軽減する対策が行われました。

      2023年1月〜
      8月
      使用分の補助金

      7円/1kWh

      2023年9月〜
      2024年4月
      使用分の補助金

      3.5円/1kWh

      2024年5月使用分の補助金

      1.8円/1kWh

      こちらの補助金が2024年5月で終了 するため昨年度より電気代が高くなったと感じやすくなります。

    3. 電気代の値上げポイント

      ポイント3
      発電の多様化 で値上げ

      電気の自由化で再生可能エネルギーを用いた電気の発電が活発になりました。自宅の太陽光パネルを設置して発電したり地域の電気の地産地消など様々な方法で電気を作れるようになりました。ただ、 再生可能エネルギーには季節や天候などによって発電量が変動するという課題 があり電気を安定供給するという新たな課題が生まれました。今課題を解決するため、電気の「容量市場」が生まれ、 2024年4月より一部の電力会社で値上げが行われました。

      2024年に登場した
      容量市場ってなに?

      2024年 容量拠出金で
      更に電気代は値上げ
      電気の「容量市場」とは

      「容量市場」は、将来の電力不足を
      解消するための制度で
      未来の電気を作るための発電設備を
      確保するための市場です。
      発電設備を確保するための費用「容量拠出金」を
      私達消費者が支払うことになります。

      電気の自由化の課題

      2024年3月までの一般的な電気料金の内訳

      基本料金
      (最低料金)

      +
      電力量料金(従量料金)

      電力量
      料金単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      + -
      燃料調整額

      燃料調整
      単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      +
      再エネ賦課金

      再エネ
      単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      2024年4月からの電気料金の内訳

      電力量料金から容量拠出金を請求する場合

      基本料金
      (最低料金)

      +
      電力量料金(従量料金)

      電力量
      料金単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      + -
      燃料調整額

      燃料調整
      単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      +
      再エネ賦課金

      再エネ
      単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      +
      容量拠出金

      容量拠出
      単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      契約電流(アンペア数)から容量拠出金を請求する場合

      基本料金
      (最低料金)

      +
      容量拠出金

      容量拠出
      単価

      ×

      契約電流
      (アンペア)

      +
      電力量料金(従量料金)

      電力量
      料金単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      + -
      燃料調整額

      燃料調整
      単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      +
      再エネ賦課金

      再エネ
      単価

      ×

      1ヶ月の
      使用電力量

      この「容量拠出金」の明記方法は電力会社によって異なります。
      「容量拠出金」と明記する電力会社や電力量料金の中に組み込む電力会社など見せ方が会社によって異なります。
      また金額も様々です。
      仮に3円/kWhで毎月300kWh使うご家庭の場合、昨年と比べて毎月900円多く支払うことになります。

      電気代が値上がりしたら
      どうしたらいいの?

      でんきの総合窓口に相談して スッキリ解決!

      答えを出す女性スタッフ

      がっつり見直し相談するなら
      電気の自給自足を検討する

      男性スタッフに相談する男女

      2023年は、ロシアとウクライナ情勢で電気を作る材料が高騰しました。2024年は、日本国内の事情で電気代が値上がりしました。電気の市場は、世界情勢や国全体の事情によって変動しやすいです。情勢によっては今後、更に電気代は高くなる可能性があります。

      国の事情で電気代の高騰する危険性から、自宅に太陽光発電を設置する流れが増えています。太陽光発電を設置することで、電気代高騰の被害を最小限に抑えることができます。また現在国も再生可能エネルギーに力を入れているため太陽光パネルや蓄電池に補助金を出すなどして積極的に推奨しています。

      しかし太陽光パネルや蓄電池は、高額な費用をはじめとする心配事がたくさんあります。そんな問題を「でんきの総合窓口」で一緒に解消することができます。

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